親のこころ

「親孝行」って、どういうことですか。ケネディ大統領が尊敬する上杉鷹山に聞いてみよう

こんにちは、木村耕一です。 「親孝行」と聞くと、なかなかできいない……、という思いがこみ上げてくる人が多いのではないでしょうか。 そんな人に、具体的なアドバイスを与えてくれるのが、江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山(うえすぎ ようざん)です。 鷹山は…

法然上人、父の遺言「決して犯人を恨んではならない。すべて因果応報なのだ」

こんにちは、木村耕一です。 今年は、「法然上人800回忌」に関する記事を、よく目にします。 歴史の教科書に、法然上人の名前は必ず出てきますし、日本人で、その名を知らない人はないでしょう。 そんな偉大な法然上人も、もし、9歳の時に、父親の遺言が…

貝原益軒 親孝行の「養生訓」。友人や妻子と親しくし、親を遠ざけるのは愚かなこと

こんにちは、木村耕一です。 健康読本の超ロングセラーといえば、貝原益軒の『養生訓』でしょう。江戸時代に発売され、300年ほどたった今日でも人気があります。 幼少から体が弱かった益軒は、中国の漢方医学書や様々な健康法を精力的に学んでいきました。し…

山形県、国字四書の由来「お母様、それほどまでにして、私をお育てくださったのですか」

こんにちは、木村耕一です。 母一人で子供を育てる苦労は、想像できないほどだと思います。 山形県には、そんな母親の愛の大きさを示す、感動的な物語が伝わっています。 江戸時代末期、米沢藩に、20歳で夫を亡くし、幼子を抱えて、途方に暮れる1人の女性が…

源信僧都に届いた「母からの手紙」は、日本史上、最も有名な手紙

こんにちは、木村耕一です。 母からの手紙は、子供に大きな力を与えます。 日本の歴史上、最も有名な「母からの手紙」は、源信僧都のもとへ届いた手紙ではないでしょうか。 生い立ちをみてみましょう。 源信僧都は、『往生要集』の著者として有名です。幼い…

勝海舟の父「息子よ、父がついているぞ」。70日間の看病

こんにちは、木村耕一です。 父親が子供を思う心は、母親に劣りません。 その心の大きさは、勝海舟の父にみることができます。 勝海舟は、9歳の時に死にかけました。 麟太郎と名乗っていたころです。 漢文を習いに行く途中、野良犬に襲われ、睾丸をかまれた…

佐久間象山「遠く離れた故郷に、母を1人残してはおけない」

こんにちは、木村耕一です。 佐久間象山──、幕末が舞台のドラマには、必ずと言っていいほど出てくる学者です。 これまで、傲慢で、近づき難いイメージを抱いていましたが、母親思いのエピソードを知ると親近感がわいてきました。 象山は、信州松代藩の、貧し…

頼山陽は、親不孝者だったのか、孝行息子だったのか?

こんにちは、木村耕一です。歴史上の人物の、親子関係をみてみましょう。 江戸時代の有名な学者、頼山陽は、両親に心配ばかりかけていましたので、「親不孝者」と呼ばれていました。 しかし、晩年には、こんな詩を詠んでいます。 (原文) 五十の児 七十の母…

母の涙、母の心、あまりに大きくて

こんにちは、木村耕一です。 まもなく、新装版『親のこころ』が発刊となります。 本には書けなかった、自分自身の母への思いを記してみました。 母が泣いている。 6歳の私が、顔に炭をつけ、「かあちゃん、きらい」と言ったからだ。 理由は、よく覚えていな…

『親のこころ』の新装版を発刊します!

こんにちは、木村耕一です。 日本は、かつてない大震災に襲われました。深く傷ついたのは、建物や国土だけではありません。人々が受けた心の痛手こそ、最も深刻なのではないでしょうか。営々と築き上げたものが一瞬に崩れ去るむなしさ、いつまでも一緒と思っ…

ファラデー「母親の涙には、化学では分析できない深い愛情がある」

こんにちは、木村耕一です。 イギリスの大科学者、マイケル・ファラデーに、次のようなエピソードがあります。 ある日、研究室に学生を集め、 「この試験管の中に、少量の液体が入っている。何だと思う?」 と尋ねたのです。 学生は、ざわつくばかりで、答え…

水戸黄門「誕生日は、最も粗末な食事でいい」

こんにちは、木村耕一です。 親は、子供の誕生日になると、ケーキを買ってきたりして祝います。 人間として、この世に、生まれることができたのですから、これほどめでたい日はありません。 しかし、親にとっては、どういう日だったのでしょうか。 水戸黄門…

孔子、風樹の嘆。「孝行のしたい時分に親はなし」

こんにちは、木村耕一です。 たまに帰省して、両親の姿を見ると、 「ああ、いつのまにか、こんなに年老いて……」 と、痛切に感じるようになりました。 そんな時は、孔子の「風樹の嘆」のエピソードが頭をよぎります。 今から約2500年前のことである。 孔子が…

黒澤明の映画『生きる』、親が末期ガンで苦しんでいるのに……

こんにちは、木村耕一です。 巨匠・黒澤明の『生きる』は、悲しい映画です。 幼い子供は、親に甘えます。悲しみをぶつけます。 親は、すべて受け入れ、一生懸命に育てます。 計り知れない恩を受けて成長したはずなのに、子供は、なぜ、親のことを忘れてしま…

母を見て泣いた西郷隆盛「親不孝なことをしてしまった」

こんにちは、木村耕一です。 NHKの大河ドラマ「龍馬伝」に登場する西郷隆盛は、これまでと、ちょっとイメージが違うように思います。 西郷というと、もっと誠実で、木訥で、器量の大きな男では……。 これは、司馬遼太郎を読んで作り上げた像なのかもしれませ…

母の日、父の日、親の恩

こんにちは、木村耕一です。 5月には「母の日」、6月には「父の日」があります。 プレゼントを呼びかけるコマーシャルが、年中行事のように流れてきますが、私たちは、親の恩を、どれだけ感じているでしょうか。 入社試験で、「親の体を洗ってくるように」と…

ブログで紹介されました

ブログで『親のこころ』が紹介されています!有難うございます。http://blog.livedoor.jp/xmmdx-free/archives/1860996.htmlこれからもよろしくおねがいします(^o^)ノ

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noinoさんが『親のこころ』『親のこころ おむすびの味』を紹介してくださいました! 有難うございます。http://plaza.rakuten.co.jp/noinono/diary/200903010000/これからもよろしくおねがいします(^o^)ノ

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ともちゃん5080さんが『親のこころ』を紹介してくださいました!有難うございます。 http://plaza.rakuten.co.jp/tomosanc/diary/200910310000/これからもよろしくおねがいします(^o^)ノ

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室屋佳子さんが『親のこころ』と『思いやりのこころ』を紹介してくださいました!有難うございます。 http://ameblo.jp/2008brilliant/entry-10378804429.htmlこれからもよろしくおねがいします(^o^)ノ

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ゆらさんがブログで『親のこころ』を引用してくださいました!有難うございます。 http://blogs.yahoo.co.jp/an_yurayura_jjj/27008853.htmlこれからもよろしくおねがいします(^o^)ノ

眼鏡をくもらせて、夢中で一気に読みました(木村耕一『親のこころ』の感想)

目に一杯涙して、眼鏡をくもらせて、夢中で一気に読み、アンケートを書いております。 先般『こころの朝』を購入、心うたれ、再度今回、『親のこころ』を購入しました。 絵手紙を趣味でやりますので、絵の余白に、この本の金言名句を書いて、贈った方より喜…

最近にない感動させられた本!!(木村耕一『親のこころ』の感想)

最近にない感動させられた本!! 家族全員で「素晴らしい」と話しながら、読み終えました。 暗いニュースが横行する昨今、「家族とは?」と、考えさせられた1冊でした!! (新潟県 62歳・男性からのお便り)

早く試験に合格して親を安心させたい(木村耕一『親のこころ』の感想)

税理士試験合格を目指して勉強をしています。 早く合格して親を安心させてあげたいです。 本書を読み、今までの自分の行動を反省させられました。 (東京都 30歳・男性からのお便り)

親が子を思う心に、涙しながら読みました(木村耕一『親のこころ』の感想)

とても感動しました。 親が子を思う心に、涙しながら読みました。 私も今は人の親になっていますが、親には、数えきれないほど感謝の思いがあります。 親の目線で、子の目線で、読むことができました。 我が子には、自分が親に与えていただいた無償の愛を与…

母が弁当のおかずを、わざと残して帰ってくれた(木村耕一『親のこころ』の感想)

この本を読んで、思い出したことがあります。 戦後の食糧難の時、母が仕事に持って行った自分の弁当のおかずを、わざとひと切れ残して帰り、それを、兄がうれしそうに食べていました。 父は病死、長男は戦死、母一人で朝から夜中まで働き、寝ている姿など見…

素晴らしい本に出会えて良かった(木村耕一『親のこころ』の感想)

新潟日報「日報抄」で、一部抜粋を見ました。 テレビニュースや新潟の三面記事を見るたびに、殺人、放火、親殺し、子殺し等、恐ろしい記事ばかり。 年老いて先行きの短い私たちには、希望の持てるものが少なく思います。 そんな昨今、過去歩んできたことを思…

「はじめに」から、感動しっぱなし(木村耕一『親のこころ』の感想)

本の「はじめに」から、感動しっぱなしでした。 「死の淵に立つ母の手が伸び、付き添って寝る私の掛け布団を力なく引き上げてくれた」 「『お母さんだって熱があるのに……』」など。 「岸壁の母」には驚きました。 子供が平成12年8月、生存していたとは………

まだまだ親孝行をしなくては(木村耕一『親のこころ』の感想)

新潟日報の「日報抄」に、この本の「はじめに」の文が載っていました。 それを息子(30歳・教員)に話したら、この本を書店より取り寄せてくれたのです。 私も母(78歳)がおりますので、まだまだ親孝行をしなくてはと思っています。 とっても読みやすく…

プレゼントに最適(木村耕一『親のこころ』の感想)

「『敬老の日』のプレゼントに最適」と書かれていたので、早速、両方の親に贈り、自分でも読んでみようと思い購入してみました。 「なるほど」と思うエピソードや、今まで考えたことのなかった部分での、親への感謝の気持ちが生まれ、自分でも読んでみて良か…