2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

NHKの大河ドラマ、2年後の『平清盛』に期待

こんにちは、木村耕一です。 NHKの大河ドラマは、楽しみの一つです。 父が必ず見ていたので、私も子供の頃から一緒にテレビの前に座っていました。歴史好きになったのは、そのせいかもしれません。 今年の『龍馬伝』に、父は「さっぱり、わからない」と言っ…

沖縄の「興南」優勝と、円谷幸吉のメッセージ

こんにちは、木村耕一です。 高校野球、夏の甲子園で優勝したのは、沖縄の興南。 沖縄に初めて、深紅の大優勝旗をもたらしました。 監督の我喜屋(がきや)さんの指導法に注目が集まっています。 なぜ、監督就任後、わずか3年で、この快挙を成し遂げることが…

「白瀬南極探検隊」出航100周年、まっすぐに生きた偉大な男

こんにちは、木村耕一です。 「人間は目的に向かって剛直に、まっすぐ進むべきものである」 日本人初の南極探検を成し遂げた白瀬矗(しらせ・のぶ)の名言です。 白瀬探検隊が南極を目指して出航したのは、1910年11月でした。 まもなく100周年を迎えます。 …

「東大阪市に、幕末生まれの149歳」。しかし、行方不明……

こんにちは、木村耕一です。 毎日新聞に、 「戸籍に、幕末生まれの149歳」 の見出しが躍っていました。(8月25日朝刊) 東大阪市のニュースです。 これはすごい。 生まれたのは、文久元年(1861)。桜田門外で、大老の井伊直弼が、水戸浪士に暗殺された翌年…

「こんな人が大嫌い!」清少納言が枕草子に書いたタイプとは

こんにちは、木村耕一です。 平安時代の女流作家・清少納言の『枕草子』に、「にくきもの」と題する章があります。 どんなことを「嫌だ」「迷惑だ」と言っているのでしょうか。 「人をうらやましがり、自分のことは愚痴ばかり言っている。 こんな人は実に嫌…

「高齢者の万引き逮捕、10倍に」花咲かじいさんの教訓どこへ

こんにちは、木村耕一です。 8月23日の朝日夕刊トップ記事を見て、驚きました。 東京で、万引きをして逮捕された高齢者が、20年前の10倍に急増しているのです。 警視庁は、初犯の高齢者に、 「ボランティアやレクリエーションに参加してもらい、生きがいを見…

徒然草の教訓「悔いなき人生の秘訣、優先順位をハッキリさせる」

こんにちは、木村耕一です。 しばらく「夏休み」で原稿を更新していませんでしたが、本日から再開します。 あっという間にお盆も過ぎ、まもなく9月。 やるべきことが山のようにあります。 忙しい、忙しいと走り続けているうちに、今年も終わりそうな予感がし…

徒然草の教訓「決意したことは、すぐに実行すべきである」

こんにちは、木村耕一です。 決意したことを、いつ実行すべきか、迷うことはありませんか。 『徒然草』は、そんな弱気を、叱っています。 人は生まれたからには、次第に老い、病にかかり、死んでいく。 しかも、この生・老・病・死の変化は、激しく流れる川…

徒然草の教訓「他人より優れていることは、大きな欠点である」

こんにちは、木村耕一です。 他人より優れた能力を身につけたり、立場についたりすることは、長所であり、良いことだと、誰でも思いがちです。 しかし、『徒然草』には、 「他人より優れていることは、大きな欠点である」 と書かれています。 なぜでしょうか…

徒然草の教訓「地位、名誉、高位高官を望むのは、バカげたこと」

こんにちは、木村耕一です。 身分の高い人、地位のある人は、イコール優れた人、といえるのでしょうか。 『徒然草』は、次のように、斬り捨てています。 地位や身分の高い人が、必ずしも優秀な人だといえるだろうか。 そうとは言い切れない。 愚かで、つまら…

徒然草の教訓「一流の仕事力を身につける秘訣」

こんにちは、木村耕一です。 仕事力をアップし、一流になる秘訣が、『徒然草』に書かれています。 何か芸能を身につけようとしていながら、 「へたなうちは、うかつに人前へ出ないようにしよう。内々に、自分で稽古を重ね、上達してから人前へ出るほうが、奥…

徒然草の教訓「悪口を言われても気にしない、落ち込まない」

こんにちは、木村耕一です。 人から、悪口を言われたり、けなされたりして、落ち込むことはありませんか。 そんな時に、読んできく薬が、『徒然草』の中にあります。 名誉欲に振り回されて、心が静かになることもなく、一生、苦しむのは愚かなことである。人…

徒然草の教訓「春の日の雪ダルマと、人間の寿命」

こんにちは、木村耕一です。 もうすぐお盆です。 新年を祝ってから、アッという間に、月日が流れていったように感じませんか。 こんな調子で、残りの人生も過ぎていくとしたら…… 『徒然草』には、「人生の目的とは何か」「なぜ生きるのか」と問いかける衝撃…

徒然草の教訓「ミスを根絶する心掛け」

こんにちは、木村耕一です。 仕事を進めるにあたり、大切なのは、ミスをしないこと、信頼を得ることではないでしょうか。 どうすればミスを防げるのか、『徒然草』は、ズバリ、次のように分析しています。 ミスをなくそうと思うならば、常に誠意をもって事に…

徒然草の教訓「人の悪口を言わない。時間をムダにしない」

こんにちは、木村耕一です。 『徒然草』というと、気楽に書いたエッセー集というイメージがあります。 しかし、なかなかどうして、鋭い刃物のように、人間の本質を切り開いた文章にあふれています。 たとえば…… 根拠のないうわさ話や人の批評は、自分のため…

徒然草の教訓「自分のことばかり話すと、相手を不快にさせる」

こんにちは、木村耕一です。 夏には、故郷へ帰り、友人、知人と久しぶりに会う人が多いのではないでしょうか。 吉田兼好の『徒然草』には、そんな時の注意が書かれています。 久しぶりに会った人が、自分の身の上に起こったことを一方的に話し続けるのは、嫌…

徒然草「たとえ字が下手でも、手紙は自分で書くほうがいい」

こんにちは、木村耕一です。 暑中見舞いの時期ですね。 印刷された葉書と、直筆の葉書と、 もらうとしたら、どちらがうれしいですか。 『徒然草』に、吉田兼好は、次のように書いています。 たとえ字が下手な人であっても、 手紙は自分で書いてこそ心が伝わ…