NHKの大河ドラマ、2年後の『平清盛』に期待



こんにちは、木村耕一です。


NHK大河ドラマは、楽しみの一つです。
父が必ず見ていたので、私も子供の頃から一緒にテレビの前に座っていました。歴史好きになったのは、そのせいかもしれません。


今年の『龍馬伝』に、父は「さっぱり、わからない」と言っています。幕末は政治情勢が複雑なので、予備知識がないと、難しいのでしょう。
ところが、妻は、
「ストーリーなんて、どうでもいいんです。龍馬を演じる福山雅治が、カッコイイ! それだけでいいの」
……そんな見方もあるのか、と驚きました。


来年(平成23年度)の大河ドラマは、『江(ごう)姫たちの戦国〜』。
信長の妹・お市の三女である江姫の物語です。
江姫と聞いても、知らない人が多いのではないでしょうか。
でも江姫役が、『のだめカンタービレ』で有名な上野樹里。これは明らかに、『のだめ』ファン獲得をねらっていますね。
おそらく妻は、ひそかに録画するでしょう……。


それより私は、2年後(平成24年度)の大河ドラマが、『平清盛』に決まったというニュースを聞いて、ワクワクしてきました。
40年前、仲代達矢が清盛役を演じた『新・平家物語』を、父と一緒に見ていた感動は、今でも忘れられません。
今、吉川英治の『新・平家物語』を読んでみると、そこには、深い人生の教訓が、宝石のようにちりばめられていることに気づきます。次の新刊で、取り上げたい場面が、たくさんあります。


はたしてNHKは、どんなドラマに仕上げるのか。
今から楽しみです。