2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「親孝行」って、どういうことですか。ケネディ大統領が尊敬する上杉鷹山に聞いてみよう

こんにちは、木村耕一です。 「親孝行」と聞くと、なかなかできいない……、という思いがこみ上げてくる人が多いのではないでしょうか。 そんな人に、具体的なアドバイスを与えてくれるのが、江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山(うえすぎ ようざん)です。 鷹山は…

「もっと親との時間を大切にし、素直に生きていこう」新装版『親のこころ』の愛読者カードに感激

こんにちは、木村耕一です。新装版『親のこころ』の愛読者カードが、たくさん届いています。 編著者にとって、これほどうれしいことはありません。 私が感激したハガキを何枚か、紹介しましょう。 ◎愛媛県 16歳・女子 まだあたしは高校生で、友達と遊びたい…

法然上人、父の遺言「決して犯人を恨んではならない。すべて因果応報なのだ」

こんにちは、木村耕一です。 今年は、「法然上人800回忌」に関する記事を、よく目にします。 歴史の教科書に、法然上人の名前は必ず出てきますし、日本人で、その名を知らない人はないでしょう。 そんな偉大な法然上人も、もし、9歳の時に、父親の遺言が…

貝原益軒 親孝行の「養生訓」。友人や妻子と親しくし、親を遠ざけるのは愚かなこと

こんにちは、木村耕一です。 健康読本の超ロングセラーといえば、貝原益軒の『養生訓』でしょう。江戸時代に発売され、300年ほどたった今日でも人気があります。 幼少から体が弱かった益軒は、中国の漢方医学書や様々な健康法を精力的に学んでいきました。し…

山形県、国字四書の由来「お母様、それほどまでにして、私をお育てくださったのですか」

こんにちは、木村耕一です。 母一人で子供を育てる苦労は、想像できないほどだと思います。 山形県には、そんな母親の愛の大きさを示す、感動的な物語が伝わっています。 江戸時代末期、米沢藩に、20歳で夫を亡くし、幼子を抱えて、途方に暮れる1人の女性が…

源信僧都に届いた「母からの手紙」は、日本史上、最も有名な手紙

こんにちは、木村耕一です。 母からの手紙は、子供に大きな力を与えます。 日本の歴史上、最も有名な「母からの手紙」は、源信僧都のもとへ届いた手紙ではないでしょうか。 生い立ちをみてみましょう。 源信僧都は、『往生要集』の著者として有名です。幼い…

勝海舟の父「息子よ、父がついているぞ」。70日間の看病

こんにちは、木村耕一です。 父親が子供を思う心は、母親に劣りません。 その心の大きさは、勝海舟の父にみることができます。 勝海舟は、9歳の時に死にかけました。 麟太郎と名乗っていたころです。 漢文を習いに行く途中、野良犬に襲われ、睾丸をかまれた…