2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

佐久間象山「遠く離れた故郷に、母を1人残してはおけない」

こんにちは、木村耕一です。 佐久間象山──、幕末が舞台のドラマには、必ずと言っていいほど出てくる学者です。 これまで、傲慢で、近づき難いイメージを抱いていましたが、母親思いのエピソードを知ると親近感がわいてきました。 象山は、信州松代藩の、貧し…

頼山陽は、親不孝者だったのか、孝行息子だったのか?

こんにちは、木村耕一です。歴史上の人物の、親子関係をみてみましょう。 江戸時代の有名な学者、頼山陽は、両親に心配ばかりかけていましたので、「親不孝者」と呼ばれていました。 しかし、晩年には、こんな詩を詠んでいます。 (原文) 五十の児 七十の母…

「母ちゃん」という響きには、特別な思いがこもっている

こんにちは、木村耕一です。『深代惇郎の天声人語』を愛読しています。 中でも、「母ちゃん」(昭和48年4月15日)は、何度読んでもジーンときます。 そのまま掲載することができないので、出来事のあらすじを紹介しましょう。 22歳の男が、他人の運転免許証…

道徳の教材として使いたい

こんにちは、木村耕一です。読者の方から、新装版『親のこころ』の感想が届き始めています。中学校の先生からのお便りを紹介します。 今、中学校で働いていますが、反抗期を迎えようとしている彼らに、道徳の教材として、ぜひ使わせていただきたいと思ってい…

新装版『親のこころ』発売!

こんにちは、木村耕一です。 新装版『親のこころ』が、いよいよ書店に並び始めました。 古今東西、変わらぬ親子の絆をつづった『親のこころ』の読者の皆様からの感想をご紹介します。 主人がティッシュで鼻をふいていたので、風邪かと思いクーラーを消したと…

ディズニーランドスタッフの思いやりの心に感動!

こんにちは、木村耕一です。 読者の方から、『思いやりのこころ』の感想をいただきました。 私には7歳になる白血病の孫がおり、横浜に住んでいます。連休には、いつも横浜に行くのですが、片道2時間半くらいかかるので、必ず電車の中で、本や新聞を読んで…

人と人の絆、親子の絆を見つめ直そう

こんにちは、木村耕一です。 大震災以降、人と人の絆(きずな)を見つめ直そう という機運が高まっています。 アクサ生命保険が実施した「震災後に見直したもの実態調査」では、約7割の人が、「人とのつながりの大切さを認識するようになった」と回答してい…

「待てよ」 立ち止まって考えてみたい

こんにちは、木村耕一です。 読者の方から、『思いやりのこころ』の感想をいただきました。 人間は助け合って生きていかなければならないと思う。しかし、現実はそうではない。人を押しわけて進まなければ、生きていけない。しかし、今回の震災で、日本人が…

母の涙、母の心、あまりに大きくて

こんにちは、木村耕一です。 まもなく、新装版『親のこころ』が発刊となります。 本には書けなかった、自分自身の母への思いを記してみました。 母が泣いている。 6歳の私が、顔に炭をつけ、「かあちゃん、きらい」と言ったからだ。 理由は、よく覚えていな…