「はじめに」から、感動しっぱなし(木村耕一『親のこころ』の感想)


 本の「はじめに」から、感動しっぱなしでした。
「死の淵に立つ母の手が伸び、付き添って寝る私の掛け布団を力なく引き上げてくれた」
「『お母さんだって熱があるのに……』」など。
岸壁の母」には驚きました。
子供が平成12年8月、生存していたとは……。
この話を、両親をはじめ、知り合いに話したところ、みな「ほんと?」と言いながら、目から何かが流れていました。
群馬県高崎市 35歳・男性からのお便り)