こころの朝

イソップ物語「なぜイノシシは、危険も迫っていないのに、一生懸命に牙を研ぐのか。ここに日常生活、ビジネスの心得だけでなく、悔いなき人生のヒントがある」

こんにちは、木村耕一です。 外の風景が、真っ白です。 ここは新潟県内を走る特急電車。 窓から見える山も、田畑も、白い雪におおわれ始めました。 「初雪だ、美しい」という心境にはなれません。 「しまった! もっと早く、車のタイヤを、雪道用に交換して…

イソップ物語「こんな短い快楽のために、身を滅ぼすなんて」蜂蜜におぼれたハエの教訓

こんにちは、木村耕一です。 イソップ物語から、ちょっと怖い話を一つ紹介しましょう。 あまーいハチミツの話です。 蔵の中に置いてあった壺が倒れ、蜂蜜が流れ出した。 金色に光る液体が、床の上に広がっていく。 いい香りに誘われて、ハエたちが集まってき…

イソップ物語「あきらめたら、可能性はゼロになる。前向きな種まきを続ければ、必ず目的がかなう」あきらめなかったカラス

こんにちは、木村耕一です。 「もうだめだ」とか「どうせ、これ以上は無理だ」と、あきらめてしまうことはありませんか。 それでは、カラスよりもお粗末……。 イソップは、次のような例えで教えています。 喉の渇いたカラスが、水が半分くらい入ったビンを見…

恋はロマンチックといえるのか。恋の炎は理性を焼き尽くすのか。「百万本のバラ」と、イソップ物語「人間の娘に恋をしたライオン」の意味するもの

こんにちは、木村耕一です。 「大好きなあの人に バラの花をあげたい ある日 町中のバラを買いました……」 加藤登紀子さんの「百万本のバラ」は、恐ろしく心に響きます。 なぜでしょうか。 一目惚れした女性のために、貧しい絵描きが、家も、財産すべて売り払…

イソップ物語「使わないお金なら石と同じ」金塊を盗まれた男

こんにちは、木村耕一です。 「お金が、多ければ多いほど、幸せになれるのでしょうか?」 愚問かもしれませんね……。 2500年前のイソップ物語にも、次のような話があるくらいですから、これは永遠のテーマかもしれません。 全財産を金塊に換え、人里離れ…

イソップ物語「困っている人に、親切にする、そんな当たり前のことを、皆がしていけば、社会は明るくなる」池に落ちたアリ

こんにちは、木村耕一です。 中国のテレビで、ショッキングな映像が流されました。 10月13日に起きた、交通事故の様子です。 2歳の子供が車にひき逃げされ、道路に横たわって苦しんでいるのに、側をとおりかかった18人が、よけて通ったり、のぞきこん…

「ああ、もうだめだ」「こんなに苦しいならば」と泣くよりも、時の流れに身を任せたらいいじゃないか。イソップの教訓

こんにちは、木村耕一です。 「ああ、もうだめだ」と嘆いたり、「こんなに苦しいならば……」と落ち込むことは、ありませんか。 イソップのアドバイスを聞いてみましょう。 大木の根元に、小さな穴があいていた。 お腹をすかせたキツネが、その中に隠してあっ…

「腹が立ったら、言い返さずに、逃げるのがいちばん」かわいそうな子ヒツジ。イソップの教訓

こんにちは、木村耕一です。 腹がたつことを言ったり、理不尽なことを言ってくる人がいたら、どうしますか。 「あなたの、ここが悪い」と、言い返しますか? イソップ物語に、こんな話があります。 子ヒツジが川で水を飲んでいた。 オオカミは、もっともらし…

「調子のいい時が、いちばん危ない」うぬぼれた蚊の末路は、誰の姿だろうか。イソップの教訓

こんにちは、木村耕一です。失敗したり、痛いめにあったりするのは、案外、落ち込んでいる時ではなく、うれしい時、調子のいい時ではないでしょうか。 一匹の蚊が、ライオンに挑戦状をたたきつけた。 「俺は、おまえなんか怖くないぞ。おまえのほうが弱いか…

「感謝の心を失うと、必ず破滅する」反省したシカは、偉いと思う。イソップの教訓

こんにちは、木村耕一です。約2500年前、ギリシャのイソップが、動物の例え話を作って、生き方のアドバイスしました。今日まで、500話以上も伝わっています。その中から、私達にプラスになる教訓を探してみましょう。 一頭のシカが、猟師に追われてい…

「現在、苦しいからといって死を選んでも、決して楽にはなれないよ」自殺しようとする娘に、釈迦は語った

こんにちは、木村耕一です。 再び、中国の小学生の自殺に関して書きます。 「死んだら宿題が無くなる」と言って、10歳、11歳の女の子が、3人で手をつないで、2階建ての屋根から飛び降りました。 その場面を想像するだけで、悲しくなります。 「死んだ…

「人間に生まれることは、有り難いことなんだよ」命の重さを教えた、盲亀浮木の譬え

こんにちは、木村耕一です。 中国では、小学生3人が、「死んだら宿題が無くなる」と遺書に記し、屋根から飛び降りた事件が波紋をよんでいます。 「そんなことで自殺するなんて」 と思いがちですが、日本は大丈夫でしょうか。 日本の、ある小学校で、子供た…

「過ぎたことを、いつまでも嘆かず、今、ここから、やり直せばいいじゃないか」イソップの教訓

こんにちは、木村耕一です。 小さなことにクヨクヨしたり、ぶつぶつ愚痴を言ったりすることがありませんか。 たまにはいいと思いますが、あまりにも多いと……。 心で思ったり、口で言ったりした暗い行いは、必ず自分自身に暗い結果(苦しみ、悩み)を引き起こ…

寄付は、金額の大小よりも、その心がけが大切。「長者の万灯より貧者の一灯」

こんにちは、木村耕一です。 東北、関東を襲った大震災は、あまりにも悲惨で、テレビの報道を見続けることができないほどです。 被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 復興支援や義援金の輪が、日本中に広がっていますが、最も大切なのは、…

伊達政宗、戦国大名の「引っ越しの心得」

こんにちは、木村耕一です。 仙台藩の基礎を築いた伊達政宗は、「引っ越しの心得」を、次のように教えています。 「国替え、屋敷替えなどの時は、家の中を、すみずみまで掃除して、塵さえも残さぬようにしてから、立ち去るべきである。 また、破損した所は修…

なぜ自殺が減らない? 命の重さ、盲亀浮木の譬え

こんにちは、木村耕一です。 「人間の命は地球より重い」といわれます。 それなのに、なぜ、自殺が減らないのでしょうか。 ある時、お釈迦さまが、阿難という弟子に、 「そなたは人間に生まれたことを、どのように思っているか」 と尋ねられました。 「大変…

私の人生で出会った何万冊の中の、最高の書(木村耕一『こころの朝』の感想)

私も今、老人の仲間の入口に立っております。 幼児教育者一筋の人生に誇りを持っておりますが、人生、いくつになっても夢を持つことの大切さを、教えられました。 歴史上の多くの人々の生き方は、今を生きぬく人々には、大きな力と勇気をも与えてくれること…

子供たちに読ませたい1冊(木村耕一『こころの朝』の感想)

『思いやりのこころ』に続けて本書を購入させていただきました。 前著の冒頭の話(ディズニーランド)には子供たちも感動したようで、続けて読んでいます。 今回はその続きということで、読ませたい1冊として、自らにとっても大事な本として購入しました。 …

子供たちに読ませたい1冊(木村耕一『こころの朝』の感想)

『思いやりのこころ』に続けて本書を購入させていただきました。 前著の冒頭の話(ディズニーランド)には子供たちも感動したようで、続けて読んでいます。 今回はその続きということで、読ませたい1冊として、自らにとっても大事な本として購入しました。 …

今の日本人にとって必要なものばかり(木村耕一『こころの朝』の感想)

改めて、この本に書いてあるすばらしい言葉が大切で、今の日本人にとって必要なものばかりだと思います。 当たり前のことを当たり前に、思いやりと感謝の心を忘れずに生きたいです。 「悲しむな 夜が明ければ 朝来たる」 私は5年くらい前に『なぜ生きる』も…

全体に読みごたえがあり、一気に読みました(木村耕一『こころの朝』の感想)

第一印象は、表紙のカラー写真が魅力的で、読む前にすがすがしさを与えた。 内容は、第1章〜第3章にわたる構成も素晴らしいもので、全体に読みごたえがあり、一気に読みました。 91歳になる母が、ゆっくりと気長に楽しんで読んでいます。 本当にありがと…

生きていく上でも大切なヒントを得ることができました(木村耕一『こころの朝』の感想)

普段、何気なしに聴いていた話でも、ふと視点を変えて見直してみると、生きていく上でも大切なヒントを得ることができました。 これからは、正面からだけでなく、別の視点で見ることを大切にしていきたいです。 (静岡県 13歳・男子からのお便り)

何かにくじけそうになったら、すぐに読んで自分を励まそう(木村耕一『こころの朝』の感想)

とてもためになる本で、歴史にも触れることができ、また一般の方の体験談もあり、最後まで飽きることなく、興味深く、楽しく読むことができました。 読んでいくうちに、だんだんと、普段の生活の中での反省点がいくつもいくつも出てきて、「これは注意しない…

早く退院して返しに来い!!(木村耕一『こころの朝』の感想)

平成17年4月、「悪性リンパ腫」で入院した時に、同業の知人から、お見舞い金と一緒に3冊の本を頂いた(貸して下された?)うちの1冊が『こころの朝』でした。 初めての病気と入院、落ち込みかけていた「心」に、元気を与えてくれました。 知人にお礼の…

父がプレゼントしてくれました(木村耕一『こころの朝』の感想)

4歳の娘の育児に悩んでいる私に、『翼ひろげる子』と、この本を父がプレゼントしてくれました。 イソップ寓話は理解、納得できる。 高校生の時より読んでいました。 (北海道 28歳・女性からのお便り)

1つでも自分の身につくよう、何度も読み返したい(木村耕一『こころの朝』の感想)

日々の生活に密着した内容ばかりで、我をふりかえり、反省し、勇気を持つことができました。 1つでも自分の身につくよう、何度も読み返したい本でした。 (奈良県 52歳・女性からのお便り)

心の持ち方で、明るく生きていける(木村耕一『こころの朝』の感想)

心の持ち方で、明るく生きていける。美しい写真入りで、また分かりやすい。 (奈良県 69歳・男性からのお便り)

シュリーマンやパスツール、子供たちにもぜひ知ってほしい(木村耕一『こころの朝』の感想)

シュリーマン、パスツールについて、詳しく知らなかったのですが、本書で知ることができてよかったです。 子供が読むマンガの伝記でも、あまり見かけないようなのですが、子供たちにもぜひ、知ってほしいと思いました。 イソップについても、話は、子供のこ…

夢をもって大切に1日1日を生きていこう(木村耕一『こころの朝』の感想)

まだ中学2年生で、この先のことについて悩んでいたら、姉がこの本をすすめてくれた。 この本を読んで、自分は人間に生まれてよかったと思った。 なぜなら、夢をもって意味のある人生を送っていけるからだ。 私には、夢なんてものはなく、無駄に14年間を過…

言葉1つで元気や勇気が出ました(木村耕一『こころの朝』の感想)

たった1つの教訓で、励まされました。 言葉1つで元気や勇気が出ました。 私はこの本を何度もくり返して読みました。 感動しました。 困った時、悲しい時にこの『こころの朝』を読んで、自分に元気が出るように言い聞かせています。 また木村先生の本を何冊…