「過ぎたことを、いつまでも嘆かず、今、ここから、やり直せばいいじゃないか」イソップの教訓

こんにちは、木村耕一です。


小さなことにクヨクヨしたり、ぶつぶつ愚痴を言ったりすることがありませんか。
たまにはいいと思いますが、あまりにも多いと……。


心で思ったり、口で言ったりした暗い行いは、必ず自分自身に暗い結果(苦しみ、悩み)を引き起こします。
これを因果応報と、昔から言われています。


つまり、心で思うこと、口で言うことを、明るい方向へ向ける努力をすれば、やがて必ず明るい結果(楽しみ、喜び)がやってくるということです。


では、心を前向きに転換させるには、どうすればいいのでしょうか。
2500年前から語り継がれている『イソップ物語』の中に、次のようなヒントがあります。

ある男が、浜辺に座って、波の数を数えていた。
しかし、途中で数えそこなって、ひどく悲しんでいると、キツネがやってきて、こう告げた。
「どうして、過ぎたことを、いつまでも嘆いているのかね。
そんなことは忘れて、今、ここから、やり直せばいいじゃないか」

海の波は、数え間違えたからといって、なくなるものではない。
夜も昼も、変わりなく浜辺へ打ち寄せている。
世の中のことは、やり直しが利くものが多いはずだ。
        (『こころの朝』より)


こころの朝

木村耕一編著

定価 1,575円(税込)

(本体1,500円)

四六判上製 296ページ

ISBN4-925253-18-2

http://www.10000nen.com/?p=592 



クリック、よろしくお願いします(この写真、ほのぼのとしていて良いですね)。


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