「親」という字は、「木の上に立って見る」と書く



こんにちは、木村耕一です。


「親」という漢字を分解すると、
「木」の上に
「立」って
「見」る、となります。


例えば、子供の帰りが遅いと、親は非常に心配になります。
「学校で何かあったのか?」
「まさか、交通事故に遭ったのでは?」
時間がたつにつれて、悪いほうへ悪いほうへと考えてしまいます。


とても家の中で、じっとしておれません。
玄関で背伸びをして、「まだか、まだか」と待ち続けます。
もし、近くに木があれば、少しでも高い所へ登って、我が子を捜さずにおれない心境になります。


「親」の一字は、我が子の安否を気づかう、切ないまでの親心、そのものなのです。



親のこころ おむすびの味
木村耕一編著
定価 1,575円(税込)
(本体1,500円)
四六判上製 304ページ
ISBN4-925253-15-8
http://www.10000nen.com/?p=571