木村耕一編著『こころの朝』目次その5

こころを洗う書道展

書家・木村泰山先生

※以下の33の書を掲載しています

  • 悲しむな 夜が明ければ 朝来たる
  • 踏まれても 根強く忍べ 道の草 やがて花咲く 春の来るまで
  • あれを見よ みやまの桜咲きにけり 真心つくせ 人しらずとも
  • 徳は元 財は末なり 徳積めば 金は自由になるものと知れ
  • 実るほど 頭の下がる 稲穂かな
  • 恐れを知って しかもそれを恐れない者こそ 真の大勇気者である
  • 夢をもつようにしよう
  • 蒔けば生え 蒔かねば生えぬ 良し悪しの 人はしらねど 種は正直
  • 人の行く ウラに道あり 花の山
  • おごるなよ 月の丸さは ただ一度
  • 心せよ 順境の次に 逆境あり
  • 総てのことを 善意に解釈するようにしよう
  • 乏しき時与えるは 富みて与えるに勝る
  • 憎くては 叩かぬものぞ 笹の雪
  • 恐るべき 槍先よりも 舌の先 やがてわが身を 突き崩すなり
  • カメなりと たゆまなければ ウサギ超ゆ
  • 狂いなし 因果の理法 鮮やかなり
  • かんしゃくの くの字を捨てて ただかんしゃ
  • 出来るだけ他人の長所を発見して ほめるようにしよう
  • 現在は 過去と未来を解く 鍵である
  • 越えなばと 思いし峰に 来て見れば なお行く先は 山路なりけり
  • 知るとのみ 思いながらに 何よりも 知られぬものは 己なりけり
  • 後の世と 聞けば遠きに 似たれども 知らずや今日も その日なるらん
  • 明日ありと 思う心の仇桜 夜半にあらしの 吹かぬものかは
  • この世で最も不幸な人は 感謝の心のない人である
  • 夕べに熟慮して朝に断行
  • 泣くも夢 笑うも夢ぞ 人の世は 限りある身に 限りなき欲
  • 怒りは無謀に始まり 後悔に終るものだ
  • こころこそ 心まよわす 心なれ 心に心 こころゆるすな
  • 永久に満ちることなし欲の山
  • 偉そうにする値なぞなき身なり
  • 自分の仕事を愛し熱中するようにしよう
  • 呼べば呼ぶ 呼ばねば呼ばぬ山彦ぞ まず笑顔せよ みな笑顔する