こんにちは、木村耕一です。
「韓国、子どもの自殺急増」
という記事に、目が釘付けになりました。(読売新聞9月2日)
小中高校生の自殺者が、前年の1.5倍になっているのです。
特に、高校生の自殺が多く、「受験戦争が原因」と指摘する論調が目立っています。
ある週刊誌が、子どもたち1000人にアンケートしたところ、約半数が、
「自殺を考えたことがある」
と答えているのですから、かなり深刻です。
社会の競争は激化しています。
そんな中、親の過度の期待が、子どもたちに大きなストレスを与えているのです。
これは、私の知人のつぶやき。
「京都大学に入った息子が、お盆に帰省し、『大学の勉強が、何になるのか、分からない』と言いだし、答えに窮したよ……」
受験がうまくいっても、いかなくても、「人生の目的」がハッキリしない限り、空しさは、かわらないのではないでしょうか。
9月10日は「世界自殺予防デー」。
9月10日〜16日は「自殺予防週間」です。
自殺を予防するために大切なのは、
「何のために生きるのか」
「人生の目的」を、
親子で話し合う機会を増やすことだと思います。