- 吉田松陰の母
「親思う心にまさる親心……」。
松陰は処刑される1週間前にこの歌を詠み、
母は、松陰の死刑の時刻に、息子の夢を見た - ファラデー
母親の涙には、化学では分析できない深い愛情がある - 鴨長明「方丈記」
飢饉の時には、子供よりも必ず親が先に死ぬ。
ようやく手に入れた食べ物は、愛する子供に譲ってしまうからだ - 山上憶良
世界中の財宝を集めても、わが子に勝る宝はない - 防人
自分を殺そうとする息子のために、母は天を仰ぎ、
涙を流して哀願した。 息子の罪を許してください、と - 竹取物語
親心は、千年前も今も変わらない - 又八の母・お杉
子供のことを思うと、闇夜の道に迷うように思い迷ってしまう - ドラえもん
のび太は、タイムマシンで自分の誕生日に。
そこで両親の愛情を知る - 岸壁の母
「もしかしたら……」。母は、岸壁で帰らぬわが子を待ち続けた - 古典落語「寿限無」
なにかこう……死なねえ保険付きというような、
すてきな名まえをお頼み申します - 大岡越前守忠相の判決
本当の母親はどちらか - 豊臣秀吉、最後の願い
「秀頼を頼む」。息子のためならば、恥も外聞もない - 黒澤明の映画「生きる」
親が末期ガンで苦しんでいるのに、子供は気づいてくれない。
耐え切れず、布団にもぐり込んで泣いた…… - 法然上人の父
決して犯人を恨んではならない。
私が非業の死を遂げるのは、因果応報なのだ - 孟子の母
ここは、わが子を育てるのに、ふさわしい所ではない - 源氏物語
子供のことで心配事が起きると、何も手につかなくなり、分別さえも失う - 吉川英治「胸に住む母」
親にとって、子供は幾つになっても子供