木村耕一編著『親のこころ おむすびの味』の目次(エピソード編)

  1. 楽天「燕の詩」
     「おまえも若いころ、親を捨てて高く飛び立ったではないか……」
  2. 我が子の安否を気づかう心
     「親」という字は、「木の上に立って見る」と書く
  3. キュリー夫人を支えた父
      アイロンが気に入っているようで大変満足だ。
      わたしが自分で見たてたのだら……
  4. ドイツの詩人 ゲーテ
      母は、いつも晴れやかに、愉快そうに、優しい笑顔で導いてくれた
  5. 生まれ変わった道楽息子
     「天にも地にも、たった一人の子供を勘当することはできません」
  6. 唐の太宗、誕生日に涙を流す
      哀哀たる父母 我を生みて苦労す
  7. 頼山陽、母を背負って花見へ
      母の満足そうな顔を見るのは、天下の宰相になったよりもうれしい
  8. ノーベル賞作家 アナトール・フランスの母
      どんどんお書き、おまえには才能があるよ
  9. ロシアの文豪 ツルゲーネフ
     「親は、子を助けようとして、身をもってかばうのであった」
  10. 源信僧都の母の戒め
       母と子が、一つの目的に向かい、三十年かけて、念願を果たす
  11. 勝海舟の父
      「息子よ、父がついているぞ。がんばれ」。七十日間の必死の看病
  12. 山梨県の昔話
       長者と貧乏人の「宝比べ」。世界中の宝を集めても、かなわない宝とは?
  13. 西田幾多郎、娘への手紙
       遠くに離れていても、父の心は、いつもお前の側にある
  14. フランスの文豪 ユゴーの苦悩
       父と母の仲が悪いことほど悲しいことはない
  15. 山形県の「国字四書」の由来
      「お母様、それほどまでにして、私をお育てくださったのですか」
  16. 母との誓いを果たした、佐久間象山
       遠く離れた故郷に、母を一人残しておいては、十分に孝養を尽くせない
  17. オペラになった日本の能「隅田川
       行方不明になった我が子を、必死に捜し求める母親の姿
  18. イソップ物語 三人の息子
      「あのブドウ畑には、宝物が隠してあるんだよ」
       父親が、子供の幸せを願って埋たものとは?
  19. 母をたずねて三千里
       おまえが、お母さんの命を救ったのだ。偉い子だ!