『思いやりのこころ』に寄せられた読者の感想をご紹介します。

◆『徒然草』は、現代人に通用する礼儀の心得



 吉田兼好の『徒然草』は、人間関係における心理を鋭く描いており、現代人にも通用する、礼儀の心得を教わりました。

 相手を不快にさせない思いやりが大切!

 自分自身を反省すると共に、世の中の全ての人に読んでもらいたい本だと思いました。

(石川県 36歳・女性・会社員)


◆心の美しさがいっぱい



 トルストイロマン・ロランの話、また『徒然草』でも、手紙の大切さを教えられていました。

 携帯メールの交換もいいですが、筆跡に、その人その人の味わいがにじみ出る手紙と比べると、やはり伝わってくるものが違います。

 手紙によって心が通じた時のうれしさは、忘れられません。

 中身の伴わない見た目の美しさよりも、そういった美しい心の触れ合いこそ、大切にしたいものです。

 この本には、心の美しさがいっぱいでした。

島根県 29歳・男性)