◆感動して、元気が出て、人間の可能性を引き出してくれる本
人間関係や仕事に疲れてしまった時、この本を読むと一服の清涼剤を飲んだようにホッとできます。
普段の生活の中で、どうしても自己中心に物事を考え、自分に得をすることを一生懸命にしている気がします。
本書にある、見返りを求めない思いやりの心や、自己犠牲をいとわない行動は、大切なこととは分かりながらも、忘れがちです。
自分にできる小さなことからでも、継続して実践していけるように心掛けたいと思いました。
手軽に読めて、共感して、感動して、元気が出て、やる気が起きて、人間の隠されているたくさんの可能性を引き出す魔法のような本だと思いました。
(千葉県 43歳・男性)
◆「相手が悪い」のではなく、「自分が悪い」と知らされた
「水」が乾いた「土」に染み入るような……という言葉がありますが、まさに現在の私の心境にぴったりの本でした。
「松下幸之助、伝説の熱海会談――『相手が悪い』と思っているうちは、どんなに議論しても解決しない」が心に残りました。
現在、中3の娘が不登校傾向であり、夫婦げんかが、日々絶えません。けんかの中では、興奮し、つい「相手が悪い」と、相手をなじってしまいます。本当は、そんなことは全く思ってもいないのに。
浅はかな自分の姿を振り返ってしまいました。「相手が悪い」のではなく、実は、「自分が悪い」のだと気がつきました。今後は、自分を謙虚に反省していきたいと思います。
(群馬県 46歳・男性・教員)