徒然草「旅に出るのは、いいものだ」

 こんにちは、木村耕一です。

 久しぶりに『徒然草』を読み始めました。
 いいことが書いてありますね。
 こんなアドバイスがあります。


どこでもいいから、
しばらく旅に出るのは、いいものだ。
心が晴れ晴れして、
生まれ変わった心地になるに違いない。(第十五段)


(原文)
いづくにもあれ、しばし旅だちたるこそ目さむる心ちすれ。(第十五段)

 気分がさえないとき、仕事が行き詰まったとき、なんかモヤモヤするとき、どこでもいいから、ちょっと旅に出ると、新鮮な気持ちに生まれ変わると思います。
 七百年前の兼好法師も、今の私たちと、同じような気持ちだったのですね。