第2章 大人のための「イソップ寓話」
- 恩を仇で返す者は、必ず破滅する
ブドウの葉を食べたシカ - 調子のいい時が、いちばん危ない
ライオンに挑んだ蚊 - 自分の行為が、どういう結果を引き起こすのか、よく考えてから行動せよ
井戸へ飛び込んだヤギ - 困っている人があれば、親切にしてあげよう
池に落ちたアリ - 名誉欲が、不幸を招くことが多い。しかも死ぬまで捨て切れない
ネズミとイタチの戦争 - 悪意を持っている者には、何を言っても通用しない
オオカミに狙われた子ヒツジ - 心の影におびえず、しっかりと前を見て進みたい
うろたえたライオン - 使わないお金なら石と同じ
金塊を盗まれた男 - 苦しみの原因を見誤ると、何の解決にもならない
夜明けを告げるニワトリ - 人の悪口を真に受けて、仲間や友を疑ってはならない
三頭のウシを食べたライオン - 逆境の時こそ、落ち着いて物事の判断を
「福の神はいらんかね」 - 恋の炎は、理性を焼き尽くす
娘に恋したライオン - 金持ちや地位のある人が、幸せとは限らない
ウマをうらやんだロバ - 人間の欲には限りがない
金の卵を産むニワトリ - 自慢話は、人を不快にさせたり、傷つけたりする
ツルの反撃を受けたクジャク - 一時の栄華に誇って、人を見下げてはならない
ロバをののしったウマの末路 - 時の流れが、困難を解決してくれることが多い
腹のふくれたキツネ - 知らないことを、知らないと言うのは、恥ではない
ワシとカタツムリ - 人には向き、不向きがある。
同じことができないと嘆くよりも、得意な分野を伸ばすほうがいい
小イヌのまねをしたロバ - 「感謝の心を持つ」ことが、いかに大切か
ワシに助けられた男 - 相互の役割、立場を尊重し、協力していかねばならない
腹と、手足などの争い - 不幸や災難に遭った時に、離れていく友は、本当の友ではない
突然、現れたクマ - 何事も、簡単にあきらめてはならない。知恵を巡らせば、結果は大きく変わる
喉の渇いたカラス - 危険は不意にやってくる。普段からの備えが大切
牙を研ぐイノシシ - 過ぎたことを、いつまでも嘆かず、今、ここから、やり直せばいいじゃないか
波を数える男