サッカーの上達に、近道はない

こんにちは、木村耕一です。


5月25日の新聞は、サッカー日本代表が、国際親善試合で、韓国に敗れたニュースを大きく報じていました。
ワールドカップが迫っているだけに、
「手応えなし!」、
「岡田監督、進退尋ねる」と、手厳しい見出しが躍っています。




実は、サッカー日本代表には、輝かしい歴史があります。
昭和30年代前半は、国際試合で負けが続き、悲しくも、アジアで最も弱いチームといわれていました。
それが、昭和39年の東京オリンピックでは、一躍、ベスト8入り。
さらに、昭和43年のメキシコオリンピックでは、銅メダルを獲得。
まさに、奇跡的な大飛躍を演じたのです。


その秘密は、西ドイツから招いたコーチ、デットマール・クラマーの練習法にありました。
クラマーは、次のような名言を残しています。

サッカーの上達に、近道はない。不断の努力だけである
(日本蹴球協会『日本サッカーのあゆみ』より)

建築物は、きちんと基礎を固めてこそ、その上に立派なものが建つ。ロケットはしっかりした発射台があってこそ遠くへ飛ばすことができる。基本がしっかりしていないものは、いつかは崩壊する
(中条一雄『デットマール・クラマー』より)



この名言にまつわるエピソードは、『まっすぐな生き方』に詳しく掲載しました。
人生、何事も、1年や2年で、際立った結果が現れるはずがありません。
あるサッカー選手から、愛読者カードが届きました。

なかなか表舞台に立てず、歯をくいしばって立ち上がろうとしています。今回は、今までにないくらい、心がガタガタになっていましたが、『まっすぐな生き方』と出会って、再び心が燃え上がりました。
(長野県 26歳・男性・サッカー選手)



少しでも、お力になれて、うれしいです!


まっすぐな生き方
木村耕一著
定価 1,575円(税込)
(本体1,500円)
四六判上製 296ページ
ISBN978-4-925253-41-3
1万年堂出版発行
http://www.10000nen.com/?p=574