◆日本人古来のしきたりや知恵に感服
最近はパソコンで手紙を書き、いつも心苦しく感じてはいるが、冒頭に必ずその旨のお詫びを書き、それから本題に入るよう心がけてはいるが、『徒然草』の「たとえ字が下手でも、手紙は自分で書くほうがいい」は、全くその通りで、心を見透かされたようで恥ずかしい。
このようなささいなことの積み重ねが、人の心をとらえるのかもしれないし、日本人古来のしきたりや知恵には、敬意を払わなくてはいけないと汗顔の至り。
(山形県 60歳・男性・会社員)
◆大切な「こころ」が詰まっている
とても読みやすい内容で、一気に読んでしまい、非常に感動しています。
さりげない文章の中に、私たちが生きていくための、大切な「こころ」が、詰まっていると感じました。
私たちに必要なのは、ここに書かれているような、素直な「こころ」ではないでしょうか。
ミレーの友情のエピソードでは、「人に気づかれないようにする」、これが本当の「思いやりのこころ」だと、感激しました。
(青森県 51歳・男性)