『思いやりのこころ』に寄せられた読者の感想をご紹介します。

◆優しくて、温かい涙があふれ……



何年ぶりでしょうか、こんなに優しくて、温かい涙があふれたのは……。

人として生きてゆく時に、忘れてはならない「思いやりのこころ」を、思い出しました。もやもやしていた心が、スカッと晴れたようで、久しぶりに気持ちいいです。

テレビをつけるのが嫌になるくらい、殺伐としたニュースばかりの世の中で、いつの間にか、私の心もすさんでいたんだな、と気づかされました。

人生の先輩達は、なんて素敵に生きていたのでしょうか。

この本にあふれている宝石のようなエピソードの数々に、一度しかない私の人生、こんなふうに生きてゆきたい、と勇気と元気をもらいました。

語り継いでゆきたい話が、いっぱい詰まっている1冊だと思います。

(東京都 28歳・女性・会社員)




◆心地よい涙と、感嘆の連続



有名無名の人々のエピソードが教えてくれた「思いやり」の言動に、久々の心地よい涙と、思わず漏れる感嘆の連続でした。

人は「思いやり」に触れたとき、何とも言えない幸福感と感謝の気持ちが湧き上がってくるものですね。自身が体験した心温まる出来事を思い出しながら一気に読み上げていました。

もう1つこの本のいい点は、ほんわかした気持ちを抱かせた後、『徒然草』の教訓のスパイスが、ピリッと効いているところだと思います。緩急使い分ける名投手とでも言いますか……。

ぜひ知人にも勧めて、この感動を1人でも多くの人と共有したいと思いました。

福井県 48歳・男性・会社員)