木村耕一編著『思いやりのこころ』 目次その2

第2章 百万本の秋桜

  1. 芭蕉と孝行娘の出会い
       桜の美しさより、親の恩に報いようとする心の美しさ
  2. 千利休の戒め
       形だけ真似をしようとするのは、実に情けない。自分の特徴を生かせ
  3. 葛飾北斎の心意気
       たとえ自分が損をしても、日本人の信用を傷つけることはできない
  4. 二宮金次郎の農村立て直し 1
       妻の理解と温かさが、金次郎に、歴史に残る働きをさせた
  5. 二宮金次郎の農村立て直し 2
       荒地よりも、人間の心を耕す難しさ
  6. 二宮金次郎の農村立て直し 3
       役人を一喝! 「人の命よりわが身の立場が大事なのか」
  7. 松下幸之助、伝説の熱海会談
      「相手が悪い」と思っているうちは、どんなに議論しても解決しない
  8. YKK・吉田忠雄
      「他人の利益をはからなければ、自らも栄えない」
       カーネギーの言葉を人生の指針に
  9. YKK・吉田忠雄
      「常に相手を思いやる優しさ」を実践し、世界のファスナー王へ
  10. 手紙は、心と心の交流
       トルストイは、学生からの手紙に感動し、長い手紙を書いた
  11. 貧しさと闘うミレー
       たとえウソであっても、親友の一言が、ミレーの将来を切り開いてくれた
  12. 失敗して抜擢された男
       なぜ、主君は、「あいつには大きな仕事を任せることができる」と見抜いたのか
  13. 日本一の画家と、名もなき庭師
       手ですることを、足でするようになっては、信用されない
  14. 「もったいない」のルーツ
      「五百枚もの衣を、どうするつもりだ」。国王は阿難を追及した
  15. みなしごサーヤと給孤独長者
       にっこり笑うと、気持ちが和らいできます。周囲の人の心も明るくなります
  16. 祇園精舎の建立
      「私一人でも建てられるが、より多くの人に参加してもらおう」
       給孤独長者は布施を呼びかけた