木村耕一編著『親のこころ おむすびの味』

木村耕一編著『親のこころ』
木村耕一編著『親のこころ おむすびの味』
1万年堂出版 1,575円

とめどなく涙があふれ出て……

 親から子へ、子から親へ、伝えたい思いがある。
 命懸けで守ってくれる母の愛、
 無言の父の背中に感じた愛情、
「ありがとう」と言えなかった悔しさ……。
 フィクションでは描けない、親と子の、熱い物語がここにあります。

エピソード編の主な内容

  • 「親」という字は、「木の上に立って見る」と書く
  • 楽天「燕の詩」
    • 「おまえも若いころ、親を捨てて高く飛び立ったではないか……」
  • 勝海舟の父
    • 「息子よ、父がついているぞ。がんばれ」。70日間の必死の看病
  • オペラになった日本の能「隅田川
    • 行方不明になった我が子を、必死に捜し求める母親の姿
  • 母をたずねて三千里
    • 「おまえが、お母さんの命を救ったのだ。偉い子だ!」

体験談編の主な内容

  • 泣きながら電話したら、「うちへ帰っておいで」と母の声
  • ボク、お母さんの子供でよかったョ、大好きだよ……
  • 目の前に、出張でいないはずの、父の笑顔があった
  • 母の背中は悲しいくらい小さくなった