鎌倉殿と『歎異抄』、北条政子の手紙

 北条政子は、法然上人に何度も手紙を書いていたようです。彼女の問いかけに、優しく、丁寧に答えられる法然上人の返書も残っています。
 政子というと、「尼将軍」として、勇猛な武士たちに毅然と臨んだ女性というイメージしかありませんでした。彼女は、鎌倉から京都の法然上人へ手紙を出して、何を尋ねていたのでしょうか。悩みがあったのでしょうか。
歎異抄』とも深く関係することなので、政子の生涯を追ってみることにしました。
「月刊なぜ生きる」6月号に掲載しました。

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鎌倉市の清泉小学校の角に、鎌倉幕府の旧跡を示す石碑がある

源氏山の頂きには、頼朝の像がある(神奈川県鎌倉市扇ガ谷)